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計算方法が何種類もあるのは、なぜか

作成 2026-09-09必要換気量の考え方

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写真はイメージ画像です。記事中の店舗・機種を撮影したものではありません。

部屋の使われ方によって、決め手になる条件が違うからです。

必要換気量の計算方法は1つではありません。1人当たりの占有面積から求める方法のほかに、床面積当たりの必要換気量に基づく方法、室内の発熱量から求める方法、部屋の必要換気回数から求める方法、換気因子ごとに求める方法があります。どれも間違いではなく、見ているものが違います。

使い分けの考え方は、その部屋で何が一番の負担になっているかです。人が多い部屋なら人数、火や機器の熱が大きい部屋なら発熱量、においや湿気が問題になる部屋なら換気回数、というように、決め手になる条件が変わります。厨房と客席で方法が変わるのは、このためです。

換気回数というのは、部屋の空気が1時間に何回入れ替わるかという見方です。部屋の容積に回数を掛けると必要な風量が出ます。天井の高い店では、同じ床面積でも容積が大きくなるため、この方法で計算すると数字が大きくなります。

複数の方法で計算すると、答えが違う数字になることがあります。そのときは、大きいほうの数字を採るのが基本です。どの条件でも足りる量を確保するという考え方だからです。小さいほうを採ると、条件が重なった日に足りなくなります。

実際の店舗では、客席と厨房を分けて計算し、それぞれの数字を出してから設備の構成を考えます。1つの数字で店全体をまとめると、どちらかが足りなくなります。手順としては、部屋を分ける、条件を決める、計算する、大きいほうを採る、の順です。単位(立方メートル毎時なのか、毎分なのか)を途中でそろえておくことも、間違いを防ぐうえで大切です。カタログによって表記が違うため、比較する前にどちらかに統一してください。桁がひとつ違うだけで、選ぶ機種がまったく変わってしまいます。

店舗の広さ、厨房の設備、建物の条件によって、必要な換気の量と選べる機種は変わります。具体的なご検討は、ライブラリの動画と個別のご相談をあわせてご利用ください。