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必要換気量は、まず「何人が入る店か」から考える

作成 2026-09-09必要換気量の考え方

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写真はイメージ画像です。記事中の店舗・機種を撮影したものではありません。

1人当たりの占有面積が分かれば、その場で計算できます。

必要換気量を出す方法はいくつかありますが、飲食店でまず使われるのは、在室する人数から求める方法です。床面積を「1人当たりの占有面積」で割ると、その部屋に入る人数のおよその数が出ます。特別な機器は要らず、面積の数字があれば計算できます。

たとえば床面積が27平方メートルで、1人当たりの占有面積を3平方メートルとすると、27÷3で9人となります。この人数に、1人当たりに必要な換気量を掛けると、その部屋の必要換気量が出ます。1人当たり30立方メートル毎時で計算すると、9人×30で270立方メートル毎時です。

この計算の要点は、面積そのものではなく「何人が入るか」で決まるところです。同じ広さでも、席の詰め方が違えば必要な量は変わります。カウンター中心の店と、テーブルを広く取る店とでは、答えが同じにはなりません。座席のレイアウトを変えたときは、計算をやり直す必要があります。

人数は、実際に座れる最大の数で見ておくと安全側になります。ふだんの平均で計算すると、混み合う時間に足りなくなります。予約で満席になる日、宴会で立ち席が出る日を思い浮かべて、そのときの人数で置いてください。

出した数字は、機種を選ぶときの出発点になります。カタログの風量がこの数字を上回っているか、上回っているとしてどれくらい余裕があるかを見ていきます。ダクトの曲がりや長さによって実際の風量は落ちるため、ぴったりではなく余裕を持たせるのが通例です。まず自店の数字を持っておくと、その先の比較が一気に進みます。相談する相手が変わっても、同じ数字で話ができるからです。図面がある場合は、面積の数字とあわせて手元に用意しておくと、確認の手間が省けます。

店舗の広さ、厨房の設備、建物の条件によって、必要な換気の量と選べる機種は変わります。具体的なご検討は、ライブラリの動画と個別のご相談をあわせてご利用ください。